2023/01/31 21:09

銅釜の蒸留器を使い続けて5年が経ちました。と言ったところで、2代目の蒸留器がやってきました。

きっかけは、とある場所で収穫からフルで体験できる蒸留会に参加させて頂きました。
バラの蒸留会と言うこともあって沢山の方が参加されていました。一面バラのピンク色の農場で、必死になってフガフガ香りを嗅ぎながら収穫致しました(^^; 大量に収穫されたバラの大半は専用の蒸留器の中へと消えていきましたが、参加者は何人かに分かれて小型の蒸留器を囲んでバラの蒸留開始です。その時に出会ったのが、ガラスの蒸留器でした。蒸留釜の中でバラが熱せられてそこから蒸気が立ち上がる、そして冷却器で冷やされて香りをまとって抽出されるバラ水(芳香蒸留水)。バラの精油は香りに反してごくごく少量しか抽出されません。30㎏のバラで10mlの精油が採れるかどうかと言ったところ。まさに高嶺(高値かも)の花なのです。そんな事なので、バラの芳香蒸留水も大変貴重で大人気なのです。そして、バラ水は使用感がめちゃくちゃいいのです。スーッとお肌になじんで、肌の余分な熱を吸収していってくれる、そしてあとはしっとりしている。そんな感じの使用感です。
そんなこんなで、体験会から帰ってしばらくしてから、そのガラスの蒸留器が我が家にやってきました。
ガラスなので、金属イオンの影響がないなと思ったのはちょっと早合点でしたが、蒸留釜の中に水とハーブを分けるための金属板が入っているので多少は影響があります。が、蒸留の様子がつぶさに見て取れる事、そして、水が減っていくのがわかるので、空焚きの心配がない。
そして、何より銅釜に比べて気密性が高いので蒸気の漏れがありません。今でも、ワークショップで活躍してくれています。蒸留の説明をするのにとっても重宝しますし、映えるのです📸✨

今年は畑のバラが少し収穫できそうなので、バラ水を抽出してみようと思っています。
嬉しいご報告ができるといいな(^^) 6月収穫期です🌹こうご期待!ください。